高校は上の娘が私立で下の娘は公立でした。
私立高校はとにかく入学金と授業料がめちゃかくちゃ高く貯金ゼロだったので当然、貸付をして学費を払うという選択しかありませんでした。
たくさん書類を書いて、連帯保証人は兄に頼み無事に入学金と授業料を払うことができました。
下の娘の場合は私立高校の入試の結果がSランク(入学金・授業料免除)だったので最悪な状況は免れました^^
そして、無事に超難関公立高校にめでたく合格となりました。
まず下の娘が受けた滑り止めの私立高校の受験料は15,000円でした。公立高校だと2,100円で受験料でもその差は大きいですね。
それから公立って授業料が無償ということを聞いたことはあっても詳細を知ったのは合格後の説明会の時でした。
意外とママ友達とそういう話題になることがなく公立高校は未知の世界でした^^;
まず、合格当日に買いに言ったのが制服です。採寸が合格決定した日から3日以内に採寸に行かなくてはなりません。
制服にかかる合計金額は大体150,000円くらいです。(有名ブランドでした)
教科書代:約20,000円、英語電子辞書:28,000円
体操着:32,800円、体育館シューズ:3,200円、上履き:1,800円
・・・↑こういったものは私立高校とあまり変わりません。
入学料納付金
公立高校でも入学金も払うということを知りました。余談ですが親から昔、私が高校生の時は公立でも50,000円も払ったと聞きました。でも現在は入学金5,650円だけです^^上の娘の時は私立高校だったので入学金と設備込みで20万円でした^^;
下の娘の公立高校は20,650円です。学校指定の期日までに銀行に振り込みます。
内訳は
①入学料 5,650円
②教育振興会入会金 10,000円
③同窓会入会金 5,000円
合計 20,650円
銀行に振り込む時の豆知識
さきほどの入学納付金の振込は娘が入学した高校では学校名や振込口座が印字された振込用紙がありました。なので当然、銀行の窓口で振り込もうとして整理番号をもらって30分も待って順番がきました。(混んでいる場合)
ですが、窓口の人から言われたことは、学校に振込用紙についている領収書を提出しなければ、振込用紙を使わずにATMで自分の口座から振込をすれば手数料がタダになるということを教えてもらいました。
窓口で振り込むと手数料が324円かかります。それがATMで自分の口座から振り込むと手数料がゼロになるわけです。
窓口に行けば大抵はそのように指示してくれるとは思いますが、混んでいると窓口で受け付けをするのに30分も待たなければなりません。例え学校から指定の振込用紙をもらったとしても学校に振込用紙の領収書を提出しなければわざわざ窓口で手数料を払う必要はないんですよ。
ATMで自分の口座から振り込む場合、注意しなければいけないのが振り込んだ人の名前を間違えないように入力しなければなりません。私の娘の高校の場合、振り込む時は受験番号と名前(娘)を入力しました。
◆諸会費納入予定(年額)
諸会費等名称 | 金額(予定) |
---|---|
生徒会費 | 6,600円 |
教育振興会費 | 18,000円 |
学年集金 | 90,600円 |
合 計 | 120,000円 |
学年集金の詳細はもし代金・書籍購入代・英検検定料・独立行政法人スポーツ振興センター掛け金等の諸経費です。
この年間諸経費を5分割にして5ヶ月間、口座振替で支払います。
こんな感じで支払います↓
口座振替日 | 振替額(予定) |
---|---|
4月 | 24,000円 |
5月 | 24,000円 |
6月 | 24,000円 |
7月 | 24,000円 |
8月 | 24,000円 |
合 計 | 120,000円 |
授業料は無償で書類申請がある
授業料は就学支援金制度のたいしょうとなり申請をすれば無償になります。ただし保護者等の道府県民税所得割及び市町村民税所得割の合計金額が507,000円未満の世帯の生徒に対して国から授業料相当が支払われることで無償になります。
私が住んでいる県では86%以上が受給しています。
就学支援を受給するには学校を通して各県教育委員会に申請して認定を受ける必要があります。ちなみに就学支援金支給対象外の生徒は授業料(月額9,900円)を支払う必要があります。
提出書類とは?
- 高等学校等就学支援金受給申請意向確認シート(学校から配布される)
- 申請者だけが提出する書類
・高等学校就学支援金受給資格認定申請書(学校から配布される)
・マイナンバー等(写)貼付台紙
※注意!
所得を申告していない方はあらかじめ市町村役場で住民税の申告を行う必要があります。
例)31年4月に申請した場合、
平成29年度及び平成30年所得の申告が必要
今はマイナンバーがあるので書類申請はとても簡単
今までは入学時と毎年7月に、書類と保護者の課金証明証等の提出が必要でした。
そして2年生の7月に1回と3年生の7月の計4回も必要です。しかも課税証明書の取得には1枚あたり300円かかります。
入学時にマイナンバーを提出して認定を受けた場合、その後も所得制限に該当しなければ3年間(定時制・通信制は4年間)原則手続き不要になります。
課税証明書を取りに行く手間が省かれてとても楽になりました。
就学支援金の支給方法は?
就学支援金は学校設置者(都道府県、学校法人等)が生徒本人に代わって受け取ります。その受け取った就学支援金を授業に充てるわけです。
ですから国公立高校の授業料は実質0円になります。
私立の場合(上の子は私立高校でした)は授業料と就学支援金の差額は負担をする必要があります。
国公立と私立とでは全く支払う金額が違うのでできれば国公立の高校に行ってもらうことの方が断然、生活は助かります。
低所得世帯のために就学支援以外に高校生奨学給付金などがある
就学支援金で受業料が無償になっても教科書や教材など諸々かかります。そこで低所得世帯の授業料以外の教育費(教科書代・教材費など)を支援する 『高校生等奨学給付金』(返済不要)や都道府県独自の経済的支援があります。
※高校生等奨学給付金を受給するためには、保護者がお住いの都道府県の申請が必要です。
各都道府県のお問い合わせ先は、文部科学省HPに掲載しています。
まずは「文部科学省 就学支援金」で検索してみてください。
■お問い合わせ先:
文部科学省修学支援プロジェクトチーム(平日9:30〜18:15)
電話03−6734ー3578
ホームページ:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm
まとめ
国公立の制服代や靴・体操着の代金は私立とはさほど変わらない。とくにブランドの制服だと公立でもお高いです。
しかし、授業料が無償化されていますので国公立の高校に入学した場合は私立高校に比べてかなり楽です。
ちなみに私立高校の授業料は30,000円前後でした。(年度末に収入に応じて就学支援金で11万円ほど戻ってきます)
小学校、中学校がほとんどかからない時に比べればかかりますので少々しんどいですがそれまでにもっと収入を増やすことが大事ですよ。
※上記の内容はあくまでも私の娘の通っていた公立高校の内容のもと、お伝えしています。これからかかるお子さんの教育費の参考にしてくださいね。
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