離婚の理由は人それぞれです。私の考え方として離婚をすると決めたのなら一刻も早く自立をする準備をすることをオススメします。
一番大事なのは相手から何かをもらう(奪う)ことではなく自立することだと思っています。
離婚をするまでの経緯
結婚するときはとてもハッピーで「この人しかいない。」、と「離婚することなんて絶対ない。」と思っていました。しかし年月と共に恋人の時とは違って山あり谷ありの生活。
高望みはしない、「普通の暮らしがしたい。」という気持ちとは裏腹に夫の態度は私の気持ちは逆撫でするように変わっていった。「どうして?なんでそんなことするの?」と問いかけても「知らん。」の一言。性格の不一致だけではなく、さらに何に使ったのか不明の借金まで。
支払うことは到底できない請求書が何通も届いた。問い詰めてもやはり「知らん。」の一言。なんのために一緒に暮らしているのかさえわからなくなりました。借金が原因でさらに夫婦仲は悪化し喧嘩は日常茶飯事で警察沙汰になったこともありました。
こんな生活が12年も続いていましたが、夫はとうとう仕事すらしなくなり私は毎日ゴロゴロと家にいる夫に耐えられなくなり、当時まだ幼かった娘たちを連れて離婚をすることに。
私は12年間、専業主婦でパソコンも特に資格もない。離婚してから何をしたらいいかすらわからなかった。
それはそれは不安は大きかったです。離婚後のことを考えていたけどなかなか自分の答えが出なく離婚後は生活も苦しいまま、長い月日が経ってしまいました。
離婚するということは
当然、離婚するということは自分がこれからお子さんがいる場合は養って行かなくてはなりません。元夫から養育費をもらえればまだいいですが、私の場合は元夫は無職であり、借金も抱えていたため養育費は期待はできませんでした。
弁護士を立てるとか、家庭裁判所に行けばなんとかなると思っている人もいるかもしれませんが弁護士を立てるにしてもお金と時間がかかります。家庭裁判所も所詮、夫婦仲をとりもどしてもう一度やり直してほしいという方向性で話し合いが行われるだけです。(私の場合はそうでした。)
結局はお金と時間がかかるため、そう簡単にはことは進まないですし、ズルズルと元夫と面会するということがとて耐えられませんでした。
離婚は簡単にできるか?
離婚の成立は離婚届を役所の戸籍係に提出すればいいわけです。というと、簡単にできてしまいますが、実際はそれ以外にもちゃんと双方での話し合うことが大切。
*離婚届には証人2人の自筆署名と押印が必要となります。
そのほかに何を話し合うべきか
①マイホームなどの共有財産の分け方
②子供がいれば親権者や養育費などについて
双方での話し合いで納得がいく結果を得られればいいですが、実際は少ないです。話し合いの中でさらに修羅場になってしまうケースもあります。
お子さんがいる場合は②の親権者、養育費ことは最低限話し合わなければなりませんね。養育費のことに関しては相手から貰おうとなるとスムーズにはなかなかいかないわけです。
結局は家庭裁判所や弁護士に頼るしかないです。
話し合いには第三者を入れる
そもそも、離婚をしたいという理由はそれぞれ違いますよね。だから正直、離婚のアドバイスはうまくできませんが、話し合いができる状態なのであれば「離婚する必要はないのでは?」と思います。
私の場合は離婚の話し合いはまともにせずに相手からの養育費はゼロ。
で、本当に離婚届を書いて「はい、ではさようなら。」という感じで別れましたからね。初めはちゃんと話し合おうと決めて私の親を入れました。しかし元夫にキレられて元夫の両親もプイッとそっぽを向かれてしまい、挙げ句の果てに電話番号を変えられてしまって一切連絡が取れなくなってしまいました。
元夫の両親も年齢的に話し合いに応じるほど気持ちに余裕がなかったのかな?とも思いますが、私の場合は第三者を入れるにもまともに応じてもらえなかったことは残念でした。
しかし養育費の話し合いをしたとしてもさらに修羅場と化したでしょう。結果、養育費がもらえなくても私にとってこれがベストだと思いました。
それは自分の身を守るためにもその方が良いと思った次第です。たとえ家庭裁判所に申し立てを私の方からしたとしても相手からは何も取れないという確信があったので時間の無駄と捉えました。
中には家庭裁判所に通い、弁護士にも依頼して結果的に身がボロボロになった人もいます。
ボロボロになれば仕事もできなくなります。
そこにエネルギーを使うのであれば「これからは自分の人生を歩むんだ!」という気持ちで結婚を卒業してほしいなと思います。
元夫は離婚後、自己破産をしてさらに仕事も定着できずに生活保護を受けていたようです。
P.S
私は離婚を決めた時、親権者になれればそれでいいと思いました。離婚はシンプルに損得はあまり考えず自分の身がボロボロにならないように相手との関わりを持たないようにしました。
結果、養育費ゼロでも仕事が当時なくても今、娘達を学校に通わせています。生活は10年間楽ではなかったですが、10年間の学びを経たからこそ今があると思っています。
離婚後は環境、前に進むことができ豊かな生活を引き寄せることができました。10年間の学びがあったからこそ今があります。
離婚後は自分を見つめ直すチャンスです。前を向いてゆっくりでもいいから自分と向きあうように心がけてください。
絶対にあなたにとってベストなことが起こるから!
なぜ離婚したいのか
離婚するときはお互い憎しみしかないかもしれません。円満離婚というのはごく稀な話なんじゃにでしょうか?
離婚をした人で家庭裁判所や弁護士に相談する労力と精神力はとても平常心ではいられないほどすごくエネルギーがいることではないでしょうか?離婚後もネガティブな状況からなかなか抜け出せなくなるかもしれません。
相手を憎んでも結局は自分の成長の妨げになるだけです。離婚をする心構えで大事なことは後ろは振り向かず前だけを向いて自分のために時間を使いましよう。
離婚したら相手を憎まず毎日笑顔で暮らしましょう。きっといいことありますよ!!
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